2年ぐらい期間が空いてしまい、再開できるのか?という疑問もあったのですが、
皆様の寛容さがあってなんとか開くことができました。
ここでは参加者それぞれが好きな詩を2篇持ち寄りみんなで鑑賞した後、チラシや雑誌の切り抜きとコラージュして作品をつくります。
今回は、筒井康隆、堀川正美、左川ちか、中島らも、寺山修司、小島きみ子の小説・詩・短歌を味わい、コラージュさせていただきました。できたものをこうして眺めていると、箱庭療法的だなぁと思います。
私が生まれた時に着せられていた
漬物樽
『ヨイショッ!』といって。あの時の杖が、
卵をわると月が出る
正直に言って、夏が終わればどこにいればいいのか、
木が枯れはじめた。
馬は山をかけ下りて発狂した。
愛を心の中に注いだ木は、ぜんぶ、完全に枯れてしまった。
さけべ。沈黙せよ。幽霊、
(ちなみに、砂浜に打ち上げられているのは鮭の切り身ではありませんよ! 眼を凝らしてくださいね。)