第6回目「詩でとぼう!翼の会」(詩を鑑賞し、コラージュで詩的な作品を創る会)
でつくった作品。
この黒豹に一目惚れし、すべてはこのお方(山口華揚の絵)からはじまった。
とはいえ、それまでに読んだ詩の影響あっての作品。
あばずれたましひが耳をすますと、
ぶむ ぶむ ぶむ ぶむ ぶむ ぶむ
遊んでゆきなよ
わたしはどうせ 溶けてゆく くしゃみだよ
ぶざまにわたしを襲った
大地のくちびる
恋びとよ
しかたがないので おてがみ かいた
希望とは何色か
待つしかない
水のようなやらわかさ で
※藤井貞和「あばずれ鏡の亭主は歌う、五月」、萩原朔太郎「悲しい月夜」「薄暮の
部屋」、D.H.ロレンス「蛇」、まど・みちお「やぎさんゆうびん」、河津聖恵「色」、
松川穂波「搭乗口」よりコラージュ