いま、ボブ・ブラック『労働廃絶論-遊動社パンフレット2』(高橋幸彦訳、遊動社)を読んでいます。
1985年に書かれたので、「労働」がフォーディズム時代の定義なのですが、私はこの論とまったく同じ考えです。「遊び」(playにはスポーツをしたり、楽器を弾いたり、という意味もある)心を持って創造的に生きることしかこの世界を変えることはできないと思っています。そしてそれはひとりひとりに掛かっている、つまり言い換えれば、生活の中でいつでもできることなのです。
権力はどこにもいらない。資本主義への奉仕をやめ、個々が創造的な欲動を開放し、個と個が対等になれれば実現するでしょう。
カローシに至るまで奉仕させられる労働者づくりのための学校もいりませんね。悪の根源です。子どもが反抗するのは正当な理由があります。
「シュールレアリストを真似て言うと」「私は完全失業がよろしいと考える。」
これはもっともです。「完全雇用」のなかに囲い込まれていくのはごめんですね。
失業者で詩を書き続けるのが私の理想です。
そのために遊んでがんばります。
「労働廃絶論」はこちらでも読めます
⇒
http://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/data/black1.html
遊動社のHPはこちら ⇒
http://a.sanpal.co.jp/u-do-sha/top.html