楽しみの天才

君たちの表情を見ていると
涙が止めどなく頬を伝うんだ
人間に笑わされた顔

君たちの姿を見ていると
僕の少年時代を思い出すんだ
家と学校に閉じ込められ
過剰な「協調」を求められた日々

人間以上なんだ
君たちは
殺し合いをせず、争いすらせず
何事も前向きに考える
楽しむ天才なんだ

  解  放

人間の道具にするな!
僕たちの心など癒さなくともよい
それは僕たち自身の問題なんだ
君たちは君たち自身のイルカ生を謳歌してほしい



※詩人会議『詩人会議』2003年11月号(vol.41)「自由のひろば」入選作品
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by Fujii-Warabi | 2006-10-23 10:39 | 藤井わらびの詩
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