コクトーについて

梅雨が明けて夏本番といった感じですね。
うちの家は意外に涼しく、現在の気温は27℃。今日はエアコンなしでした。

1日にやっと自宅のネットが繋がり、ブログを書こうかなという気が起こっています。
ネットカフェは本当に苦手で創造力が極端に下がるので、
入って30分もしたら逃げようという気持ちでいっぱいになり、文章を書くどころではなかったです。うちでネットのできるありがたさを今感じています。

最近はジャン・コクトーにはまっています。
冬に『恐るべき子供たち』を読んだのがきっかけ。
光文社新書の新訳が本当に素晴らしくて、訳者さんの情熱に感激しました。
他の訳も2冊なんとなく読み比べしてみたら、やっぱり全然違いました。

そんなことを友人に話していたら、
コクトーの映画をボックスで貸してくれました。
引っ越し前だったので、観られるかな?とは思ったのですが、
一本観ると引き込まれてしまって、あとは残すところ一作品(観るのが惜しい)。
『詩人の血』がフランス語版しかなかったのが残念。
コクトーは脚本も自分で書いているので、台詞が素敵なのです。
微妙な感情を表わしていて、うっとりします。

彼はシュルレアリストではあったのでしょうが、
反グロテスクで、映画は家族で観られる作品となっています。
表現は現代的で斬新。でも、古典の理念を曲げずに伝えています。
この二つのバランスが絶妙です。
悲劇を引き立たせるものは、背景のマヌケな喜劇であるあたりは
シェイクスピア演劇のよう。
愛についての哲学はやっぱりフランスは深いな~と思わされました。



(『美女と野獣』…前に貼り付けたのよりこっちの動画の方が野獣さんが可愛いので、こちらをどうぞ。)

(おそらくつづく)
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by Fujii-Warabi | 2011-07-09 22:05 | 芸術鑑賞
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