なんとなく、つづき。

頭が夏休み。
年中休日みたいなものだが、緩みすぎている。
ここに文字を書いていても、人の部屋で取りあえず留守番している感じ。
その留守番台帳でもつけておこうか、という気になった。

★最近読んだ小説……谷崎潤一郎『鍵』、これはカタカナを読む練習になった。
夫婦の交換日記的な仕立て。夫婦の妙な関係がおかしく、盗み見みしているような気分だったが、
徐々に怖さが増してゆく。谷崎は変わった小説を創るなぁと脱帽。
★最近読んだ小説……『シルヴィア・プラス詩集』
吉原幸子訳なのだが、訳が良くて読みやすい。
7年ぐらい前に読んだのだが、薬で頭が壊れてしまったので、あまり内容を覚えていない。
ポジティブに考えれば、いい詩集にまた出会えたということ。
イメージによって世界を創っているので、作品そのものが比喩のような感じ。
シンボルを多用していて、全体を通すと捉えることができる。
非常に参考になる。とても重い感じがまたいい。
★最近観た映画……ペドロ・アルモドバル監督『バッド・エデューケーション』
スペイン映画らしく、色彩が鮮やかで、気に入った色のあるシーンは何度も観た。
エンリケの仕事場・服、イグナシオの屋根裏部屋、スペインのファサード、どれも美しかった。
内容はどろどろしているはずなのに、視覚を存分に楽しませてくれた。
俳優はどなたも一流。俳優の演技を観る楽しみも思い出した。
監督は、流行から外れる眩い色彩、男色といった「変態」を描くことで、
味気ない、のっぺりした現代を覆そうとしているような感じを受けた。
『母をたずねて三千里 1~4話』
アルゼンチンに関心があることもあり、どういう旅をするのかを観たくてDVDで借りてみた。
マルコのお父さんが貧困者のための病院を作り、借金を負ってしまっていて、
当時仕事のないイタリアからお母さんが仕事を求めアルゼンチンへと単身渡ってゆく。
そのうち音信が無くなってしまい、マルコが母親を捜しにアルゼンチンへと向かう、という話。
「マルコ以外の人は西洋人らしい彫りのある顔立ちなのに、なんでマルコはぺっちゃんこで丸いのか?」
という謎はまだ解けない。
丸顔だから、「マルコ」と思っていた子どもたち(当時)もきっと多いことだろう。
何十話もあるので、ぼちぼち観てゆきたい。

書き出せば長い。
いつもの悪いクセだ。
ここらへんで、またお休みに戻ります。
では。
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by Fujii-Warabi | 2009-08-18 23:53 | 身辺雑記
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