展覧会に、シェリーに。

『紫陽』の発送作業も終わり、心地よく一息……
のはずが、熱が出てしまって、うちでだらだらしている。
自律神経の乱れから出る熱はなかなかひかなくて悩みの種。

でも、週末「After School・放課後の展覧会」というグループ展、
そして相棒の友人の笹倉洋平ライブ・ペインティングに行く予定なので、
これまでに体調を整えねばならない。
彼のライブ・ペインティングはかなりの評判なので、
お暇な方は観に行きましょう。

最近、やっぱり英詩・アイルランド詩だ、と思い、
年初にワイルドの訳をしてみたのをきっかけに興味の向く物から読んでみている。
とはいえ、読むのが非常に遅い。
さらに凝り出したら、取り憑かれたようにずっと一つの言葉の訳を考えてしまったりして…。
今は、パーシー・ビッシュ・シェリー『鎖を解かれたプロメテウス』(1820年頃の作品)の原詩。
彼は若い頃よりウィリアム・ゴドウィンなどのアナーキズムに傾倒し、
どこまでも自由を求め、愛によって世界を変えようとした詩人で、
この「プロメテウス」もそれを詩によって豊かに説いたもの。
個人の内面からの革命というところに私は共感するし、
詩にはそういう力があると信じて私は詩作している。
「ロマン派」と一括りにされ、甘ったるいようなイメージが流布しているが、
このプロメテウスは絶対神ゼウスに挑むという激しい物語りでもあり、
かなり気分が高揚する。
そう、「絶対的な権威」など存在しないのだ。
この作品は人類が誇る文学の最高峰といっても過言ではないと思う。
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by Fujii-Warabi | 2009-05-21 22:20 | 芸術鑑賞
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