新国誠一展とアバンギャルド・チャイナ展

以前から関心が高かった「新国誠一の《具体詩》~詩と美術のあいだに~」展に昨日行って来た。
詩が絵画のようで壁に掛けておきたいな、と思う詩もあり、「詩」に固定観念を持っている人には新国の詩は衝撃であるにちがいない。
先に観た人から聞いた話より、ずっと上品でハイセンス、「正統派」な印象を受けた。
白というキャンバスのせい、だけではなくて、おそらく新国は洗練された詩人だったためだろう。
耳が悪いので、声による詩はあまり聴き取れなくて残念だった。

「アヴァンギャルド・チャイナ-〈中国当代美術〉二十年-」展は、新国誠一展のついでにというふうで、気楽に観るつもりが、こっちのほうにハマってしまった。
すごいパワフルで、風刺の精神がビシバシ伝わってくる。しかも表現が豊かで、飽きない。
中国のことをあまりよくわからないままに来たことを恥じた。
本来、芸術とはこういうエネルギーに満ちた民衆のものだったはずだ。中国では革命が起こる、それを芸術から感じることができた私は幸せ者だと思う。

ともに大阪中之島国立国際美術館にて22日まで。
http://www.nmao.go.jp/
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by Fujii-Warabi | 2009-03-15 17:58 | 芸術鑑賞
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